こんにちは!元・化粧品原料屋さん、現・美容ライターのうぱさんです♪
今回は、ナイアシンアミド配合コスメを紹介します。
私も大好きな成分なのですが、the ordinaryの爆発的ヒット以降似たようなコスメがめちゃくちゃ増えて、
どう違いがあるのかわかりにくいなーーー
と思っておりました。
そこでようやく!
バーっと成分を調べて、良さそうなものを9つ厳選しました!!!
今回は、
・the ordinaryのような高配合タイプ
・敏感肌さんでも使える低刺激タイプ
・他の効果をプラスした多機能タイプ
この3種類に分けて、それぞれ成分からみた特徴を解説していきます♪
目次
ナイアシンアミドってどんな成分?マルチな効果を解説
今回の注目成分・ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一つ(ビタミンB3)。
特徴としては、肌トラブル全般をカバーするマルチな成分です。
ナイアシンアミドの美容効果・おすすめの肌質さん
医薬部外品有効成分としての効能
・肌荒れ
・美白
・抗シワ
他にもたくさん!マルチな効果
・くすみ防止(血行促進・代謝活性効果)
・バリア機能改善(セラミド・細胞間脂質合成促進)
・ニキビ予防・オイルコントロール(皮脂抑制)
・たるみ改善(真皮コラーゲンの産生促進)
おすすめ肌さん
全般!
特に、オイリー肌さん・敏感肌さん
ちょっとだけ気をつけること!
そんな高性能なナイアシンアミドですが、2つだけ注意事項が。
敏感肌さんは高配合タイプに注意
ナイアシンアミドは通常安全な成分です。
ただし、the ordinaryのように10%も配合されているタイプは刺激になる可能性があります。(日本では、ナイアシンアミドの配合は5%まで)
敏感肌さんは、あとでご紹介する配合%低めのものからはじめてみてくださいね。
ビタミンC配合コスメとの併用に注意
ナイアシンアミドは、ビタミンCとの併用がNGと言われています。
と言っても注意すべきはビタミンCそのものだけで、ビタミンC誘導体はOK。
化粧品表示名称:アスコルビン酸
INCI(英語名):Ascorbic Acid
これ以外の「アスコルビン酸マグネシウム」や「アスコルビルグルコシド」「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」などは、使用して問題ありません。
ナイアシンアミドをもっと詳しく!
【成分辞典】「ナイアシンアミド」一度試してほしい!オールラウンダーな美容成分
うぱさんこんにちは!元・化粧品原料屋さん、現・美容ライターのうぱさんです♪ え〜〜〜〜今回は、私が推している化粧品成分について、徹底的に解説します。 その成分とは、「ナイア ...
続きを見る
【厳選!】ナイアシンアミド配合コスメ・高配合タイプ
それでは、私が勝手に厳選した海外のナイアシンアミド配合コスメの紹介に進みましょう!
まずは、最近たくさん出ている高配合タイプから♪
高配合タイプも、the ordinaryのように有効成分が1,2つのみの原液コスメタイプと、ちょっとお値段は上がるけど高配合+他の美容成分入りのタイプがあります。
※紹介する順番は、ランキング形式ではなく順不同です。
※使用したことのあるアイテムには【うぱさんレビュー】を記載しています。
1.the ordinary「Niacinamide 10% + Zinc 1%」
<出典:the ordinary公式サイト>
まずは定番品から。
the ordinary「Niacinamide 10% + Zinc 1%」 30ml/5.90€
世界中で人気のthe ordinary(ジ・オーディナリー)の中でも、人気アイテムとして挙がるのがこのナイアシンアミド。
ナイアシンアミドが10%という異例の高配合なのに、たったの約6ユーロという破格の値段なため、全世界で愛用されているセラムです。
成分
ナイアシンアミド10%とPCA亜鉛1%、他は溶剤など...というシンプルな処方。
このセラムのポイントはPCA亜鉛!
このPCA亜鉛は、L-ピロリドンカルボン酸亜鉛というアミノ酸化合物。併用することで、ナイアシンアミド単体よりも過剰な皮脂分泌を抑える効果をアップさせてくれるんです。
※なお、亜鉛という名前はついてますが、亜鉛そのものや、日焼け止めに使われる酸化亜鉛とは別物ですのでご安心を。
メリット
一番はやっぱりコスパの良さですね。
有効成分を1,2個に絞ってるおかげで、この価格でも一つの成分を高配合できるのがデカい。
(逆を言えば、「50種のエキス配合!」とかいう美容液は一つ一つの成分は配合量が低くなるのであまりおすすめではないということになるよね)
【うぱさんレビュー】毛穴・テカリに効果あり!
私もこのセラムを3本リピしましたが、1ヶ月以上使って良かった点は、
「頬の毛穴のたるみ改善」
「日中のテカリ改善」
の2つですね。
私は混合肌なのですが、保湿力の高い化粧下地を使うと日中Tゾーンがテカるんですよ。
それが少し改善されたのが嬉しい。
デメリット
マイナス点は、ちょっとベタつくことかな。
これはナイアシンアミドだけじゃなくてthe ordinary全体通して言えることなんですが、天然由来の増粘剤(キサンタンガムやタマリンドガム、カラギーナンなど)を使ってるせいかベタつきます。
そこだけが不満ですね〜〜〜。
メイク前の使用でもろもろが出る
増粘剤の話のつづきになるんですが、こちらモロモロ(白いカス)も若干出ます。
モロモロ(白いカス)の原因って?
セラムを塗り広げるとカスがポロポロ出る...これの原因の一つが増粘剤。ジェルだとかとろみのあるセラムのように、増粘剤が高配合された化粧品を重ね塗りすると、モロモロが出やすくなります。
特に、the ordinary製品は天然の増粘剤を使っています。
天然の増粘剤はどうしても安定性が悪く、ジェルの構造が壊れやすいので高配合する必要があります。それを重ねづけするから、モロモロが出やすいのかなーと思います。
刺激も強めかも
刺激に関しては、他の高配合タイプよりも感じやすいかもしれません。
と言うのもシンプルな処方ゆえ、抗炎症成分も入ってないため、守ってくれる成分がないんですよね。
-
詳しいレビューはこちらもCHECK!【レビュー】the ordinary ナイアシンアミド10%+Zinc1%【リピ買いコスメ】
こんにちは!元・化粧品原料屋さん、現・美容ライターのうぱさんです♪ 今回は、すでに3本リピ買いしている愛用コスメをレビュー。 そのレビューアイテムは、美容好きなら知らない人はいないほど人気なスキン ...
続きを見る
2.Revolution Skincare 「10% Niacinamide + 1% Zinc Blemish & Pore Refining Serum」
Revolution Skincare 「10% Niacinamide + 1% Zinc Blemish & Pore Refining Serum」 30ml/€6.99
ロンドンのRevolution Beautyという化粧品会社のブランドの一つ・Revolution Skincare。
容器も内容もほっとんどthe ordinaryと同じで「え、これアリなの?」と思ってしまう。笑
ただこのRevolution Skincare、ただパクってる似ているだけじゃない。
すごいのは、ナイアシンアミド 15%(+PCA亜鉛1%)タイプまで販売しているという!!
Revolution Skincare 「15% Niacinamide Blemish & Pore Serum」 30ml €10.99
なお、10%・15%どちらも、成分的には本当にほぼthe ordinary。
一つメリットを挙げるならばベタつきが少なそう。増粘剤がthe ordinaryの3種配合に対してこちらは1種類なので、とろみもモロモロ発現率も少なめかもしれません。
the ordinaryの欠点をなくしたって感じ
1ユーロ高いけど、「the ordinaryのベタつき・モロモロが気になるなぁ…」って人は試してみてもいいかもです。(私も試したい)
3.THE INKEY LIST 「Niacinamide」
<出典:THE INKEY LIST公式サイト>
THE INKEY LIST 「Niacinamide」 30ml/€7.99
THE INKEY LISTは、the ordinaryとよく比較される、イギリスのコスメブランド。2018年誕生なのでthe ordinaryより後発ですね。
私は個人的に、「インキーリスト」って名前にめちゃくちゃ惹かれます。
と言うのも、化粧品の成分名(表示名称)を英語ではINCI(インキ)と言うんですよ。
だから「ウチは成分にこだわってるよ!!!」って意味で、それをもじってるんじゃないかなぁなんて〜〜(知らないけど)。
成分
そんな成分にこだわるTHE INKEY LISTのセラム。
the ordinaryやRevolutionとの違いは、PCA亜鉛(皮脂分泌抑制成分)の代わりに、抗炎症・肌荒れ改善・保湿に特化した成分ラインナップ。
肌を守る皮脂膜の一つであるスクワラン
抗炎症成分のアラントイン
抗炎症・肌荒れ抑制のパンテノール(プロビタミンB5)
といった成分を配合。
また、保湿成分はヒアルロン酸Naとダイズエキス。
特徴(追記:使用レビュー)
注文していたこの子が届いたので試してみました!追記前に、
>なお、とろみとベタつきはありそうかなーーーと思います。ただ、合成と天然の増粘剤を組み合わせてるので、モロモロ問題はthe ordinaryよりマシなんじゃないか...と期待(また試したら報告します)。
と書いていたんですが、ありますね。ただ、the ordinaryのようなモロモロは出なそうだしベタつきも気になりません。(今のところモロモロ出てない)
>保湿・抗炎症成分が配合されているので、the ordinaryたちよりも刺激を感じにくいかもしれません。
→少なくとも私は感じてません(the ordinaryで出てないので参考にならないが)。
the ordinaryよりも皮脂抑制効果は下がるので、オイリー肌さんよりは乾燥肌さん向けかなという印象。
価格も10€未満と安くてパンテノール入ってるなら、こっちに鞍替えもアリだなーと思いました。
4.MooGoo「Hyaluronic Acid (2% w/v), Niacinamide (10% w/v) Active Serum」
<出典:MooGoo公式サイト>
MooGoo「Hyaluronic Acid (2% w/v), Niacinamide (10% w/v) Active Serum」 25ml/€26.99
MooGoo(ムーグー)は、オーストラリアのスキンケアブランド。
酪農農家さんによってつくられたこのブランドは、アトピー・湿疹の方にも大人気だそう。
ナチュラル系かなと思いきや、意外にもナイアシンアミド10%セラムが売っていて、思わずピックアップしてしまいました。
成分
ナイアシンアミド10%と、PCA亜鉛の代わりにヒアルロン酸が2%。しかも、
・通常のヒアルロン酸Na
・加水分解ヒアルロン酸(低分子・より角質に浸透しやすい)
の2種類が入っています。
また、ホホバオイルなど皮脂膜に近いオイルを配合。シアバターも。
特徴
「エイジングケアなどはナイアシンアミドに任せて、他はとにかく保湿!」という感じ。
乾燥肌さん、敏感肌さんに向いてそうな処方ですね。
オイル配合(しかもこってりシアバター)ですが、乳化剤的にジェルっぽい感触で重くはなさそうかなと思います。
5.Paula’s Choice「10% Niacinamide Booster」
<出典:Paula’s Choice公式サイト>
Paula’s Choice「10% Niacinamide Booster」 20ml/€48.00
お次はアメリカのブランド・Paula's Choiceのセラムですが、価格が…高い…。
ただですね!その分結構いろいろ高機能です!
成分
特に注目、というか配合量が比較的多そうなのは、アスコルビルグルコシドとアセチルグルコサミン。
ビタミンC誘導体・アスコルビルグルコシド
アスコルビルグルコシドはビタミンC誘導体のひとつで、「AA2G®︎」というめちゃくちゃ有名な原料です。
シミ改善、コラーゲン産生促進・シワ改善、UVダメージ抑制、ターンオーバー正常化、メラニン生成抑制、抗酸化、ヒアルロン酸産生促進……
と多機能な原料なんですね。
ビタミンC誘導体とは?
ビタミンCの安定性の悪さを改善したもの。
ナイアシンアミドと一緒でも使えるよ!
アセチルグルコサミン
もう一つは、アセチルグルコサミン。これは、ヒアルロン酸のもととなる成分。
あの「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン♪」で有名なグルコサミンの前の段階の成分で、体内に元から存在しています。
(※なお、世田谷食品さんのサプリに入ってるのはアセチルグルコサミンではなくグルコサミン)
サプリとして飲めば体内で肌のヒアルロン酸やグルコサミンとなるこの成分、化粧品としては角質の水分量をアップさせてくれる保湿成分です。
保湿・エイジングケアも!
保湿成分はヒアルロン酸Na。
そして、エイジングケアとして有名なコエンザイムQ10(CoQ10/ユビキノン)も少量ですが配合されています。
抗炎症成分もある!!
さらに注目ポイントが、抗炎症成分大量なところ。
・アラントイン
・パンテノール
・グリチルリチン酸ジカリウム
・カンゾウ根エキス
の4種類(それぞれ配合量は低いと思うけど)。
アラントインとパンテノールはもちろん良いんですけど、他にも入ってる商品少なくないんで省略。
それよりもですね、グリチルリチン酸ジカリウム・カンゾウ根エキスですよ!
これらはどちらも漢方によく使われる甘草(カンゾウ)由来。
グリチルリチン酸ジカリウムは医薬部外品有効成分だし、日本では多くの化粧品に入っている定番成分なのですが、海外コスメでは結構レアキャラ。
結構おすすめかもしれない
このセラム、高いけどその分高機能。
the ordinaryと比較しても、
・保湿、エイジングケア成分多数
・セラムを組み合わせなくてもいい
・ビタミンC(誘導体)を一緒に使える!
・抗炎症成分多め
・比較的刺激感じにくそう!
というメリットがたくさん。
「そんなに多機能いらない」「ナイアシンアミドで十分」「コスパ重視」「刺激あまり感じない」という方は、わざわざコレを買うメリットはないかも。
【厳選!】ナイアシンアミド配合コスメ・敏感肌さんでもOKな低刺激タイプ
1.CeraVe「PM Facial Moisturizing Lotion No SPF」
<出典:Lookfantastic.com>
CeraVe「PM Facial Moisturizing Lotion No SPF」 52ml/€13.99
CeraVe(セラヴィ)はアメリカの皮膚科医監修ブランド。(たぶん)セラミドから取っているその名前のとおり、敏感肌さんのことを考えて作られています。
私はこのCeraVeが大好き!!!
安いし、必要な成分はしっかり押さえて、余分なエキスとかをやたらめったら配合しない点も好きですね◎
成分
このPMローションはナイアシンアミド・ヒアルロン酸Naの他に、
・セラミド3種
・フィトスフィンゴシン(セラミドの前駆体)
・コレステロール(細胞間脂質の構成成分)
といったバリア機能に必須な成分がセットで配合されてるのがポイント!!敏感肌さんに超おすすめしたい!!!
【うぱさんレビュー】ちょうどいい保湿
これ一本で24時間保湿する、と謳っているこのPMローション。ローションと言うだけあって、伸びがよくてさっぱりしたジェルクリームなので、塗ってなじんだあと肌はサラッサラ。
それゆえ不安になるんですが、全然乾燥しません。すごい。ただ、こってりクリームを使っていた方だと物足りなく感じそう(私も初めそうだった)。
ただ、これ一塗りで24時間は流石に不安になりますね。笑 私は目元・口元にはクリームをプラスしていました。
オイリー肌さんの保湿に◎
このPMローションの注目ポイントは、トリグリセリド・コレステロールといった皮脂膜に近い油分が入っていること。
必要な皮脂は入ってるけど、シアバターやミネラルオイルのようにこってりしたオイルはない。しかもノンコメドジェニック処方(ニキビができにくい処方)。
オイリー肌さんやTゾーンには、化粧水や美容液のあとにコレだけでいいかもしれません。皮脂分泌が少ない乾燥肌さんは油分をプラスした方が良さそう。
2.ラロッシュポゼ「Pigmentclar Serum」
<出典:Lookfantastic.com>
ラロッシュポゼ「Pigmentclar Serum」 30ml/€39.99
ご存知ラロッシュポゼは、フランスの敏感肌向けスキンケアブランド。
このセラムはまだ使ったことがないんですが、ラロッシュポゼならまず刺激は少ないだろうという信頼感からチョイスしました。
成分
ナイアシンアミドの他、抗炎症・紫外線ダメージ抑制効果のあるイチョウ葉エキスを配合。また、すこーしだけサリチル酸も入っています。
また、ナイアシンアミドの次(6番目)に「ラウロイルサルコシンイソプロピル」という成分が入ってるんですが、これはアミノ酸系の顔料分散剤でして。
肌をやわらかくしたり水分を保持するエモリエント作用も持ってるんですね。
溶けにくい油剤を溶かすために配合してるのかもしれないんですけど、肌を保湿する役割にもなってるんで、これが入っていることで結構しっとりした使用感になっていると思いますね。
特徴
このイチョウ葉エキス、認知症予防効果なんてものもあってサプリ界でも結構人気な成分です。
ポリフェノールがたくさん含まれているので、活性酸素除去による抗酸化作用、紫外線による細胞ダメージをブロック!など効果がいろいろとあります。
抗炎症効果もあるので、敏感肌さんでもいいんじゃないかなと思います。
なお、サリチル酸は刺激を感じる人も多いですが、全成分の最後の方にあったので濃度低め・低刺激のはずです。
【厳選!】ナイアシンアミド配合コスメ・多機能タイプ
1.OLAY「REGENERIST ULTRA FIRMING FACE SERUM」
<出典:Okay公式サイト>
OLAY「REGENERIST ULTRA FIRMING FACE SERUM」 50ml/€39.99
Olayは、エイジングケアとして有名なアメリカのスキンケアブランド。
実はこのセラムの他にも、たくさんの美容液・クリームにナイアシンアミドが入ってました。
その中でこれを選んだ理由は、ナイアシンアミドが水・シリコーン・グリセリンの次に多いこと。そして、なんと言っても「マトリキシル™」という超有名な抗シワ原料が入っていること!
成分
ナイアシンアミドの他は、肌荒れ改善効果のあるパンテノール、そしてパルミトイルペンタペプチド-4・通称「マトリキシル™」が配合されています。
それ以外は特に注目すべき点はないかな…。
特徴
「マトリキシル™」は、抗シワ原料としてはめちゃくちゃ有名で、コラーゲン産生促進効果を持っています。
その抗シワ効果は、あのレチノール同等と言われているほど!
効果が高い分いーいお値段するので、SK-IIやアルビオンなどデパコスによく配合されています。
なおこのセラムは、デパコスに比べたら手の届く価格。
とはいえちょっと価格がお高めかなと思うんですけど、OlayはオンラインでもBootsなどのドラッグストアでも頻繁に半額セールをやっているので、実質20€ぐらいで買えると思いますね。
ちなみにthe ordinaryのマトリキシル配合アイテム("Buffet"・Matrxyl10%)があります。これらは本当に良いんだけどナイアシンアミドの比じゃないぐらい、粘度が高くてペットペトした使用感&もろもろが出ます。
特にMatrxyl10%はノリが乾いたあとみたいにカピカピになるので、他の化粧水にほんのちょっとたらして使うのがベストなんですが、それでもカピるので、このOlayなど他のものを選ぶのもアリですね。
Medik8 「Calmwise™ Colour Correct」
<出典:Medik8 公式サイト>
Medik8 「Calmwise™ Colour Correct」 50ml/50€
ラストは、イギリスの生化学者・薬理学者によって作られたコスメブランド・Medik8のアイテム。
この「Calmwise™ Colour Correct」は多分CCクリームなので他のものとは少し使用目的がずれるんですが、配合原料が面白いな〜〜と思ったのでご紹介します。
成分
このCCクリームの成分、ナイアシンアミド以外で興味深いのが、バクチオールという成分。レチノールの代用品として最近すごく注目されているこの成分が、0.5%配合されています。
他には、抗炎症作用のあるアロエベラやパルミトイルトリペプチド-8。
そして、ニキビに効果が高いアゼライン酸のアミノ酸誘導体・アゼロイルジグリシンKを配合。
特徴
肌のシミ・シワ改善効果が非常に高く、美容皮膚科での治療にも使われるレチノールですが、使用期間は日光に当たってはいけないという制約があります(紫外線に反応しやすくなり、反対に色素沈着になり兼ねない)。
この欠点を改良したのが、バクチオールです。
配合量は0.5%ではあるんですが、ナイアシンアミドも入ってますし、他にもアゼライン酸誘導体がメラニン生成抑制効果、オイルコントロール機能、肌の弾力性アップ効果を持っています。
(まぁアゼライン酸誘導体は少量配合なので、劇的な効果はないと思いますが)
抗炎症成分も配合されているので、敏感肌さんでも試しやすいかと♪
まとめ
ナイアシンアミド配合コスメ、思っていた以上にたくさんあったので、厳選するのが大変でした。笑
今回は、その中でも比較的有名&どの国でも入手しやすい(日本でもiHerbなどオンラインで頼みやすい)ブランドのものを中心に紹介しました。
参考にしてみてくださいね〜!